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福建省 初のデジタルホーム・ショールームを公開

デジタルホームショールームをメディアに紹介する省情報化局の職員。

 帰宅し、携帯電話をドアのセンサーにかざすと、ガチャッという音とともにドアが開く。必要であれば、室内の照明・エアコン・カーテン・音響機器・窓も自動的に調節される--。福建省情報化局は10月16日、初のデジタルホーム・ショールームを公開した。人民日報が伝えた。

 デジタルホームは情報消費の重要な担い手となる。ネットワークを通じて家の中の家電同士、もしくは家電と外部デバイスをリンクさせることで、「家の中から世界に触れ、外出中でも家の様子が身近に感じられる」ような生活を実現する。

 16日に公開されたデジタルホームのショールームは、セントラル制御・管理システムを中心とし、照明・セキュリティ・マルチメディア・環境コントロールなどのシステムを集約した。第12次五カ年計画期間(2011−2015年)、福建省はデジタルホームの体験キャンペーンを大々的に実施する。これには100室の固定ショールーム、100室の移動ショールーム、30−50万件のモデル応用プロジェクトが含まれ、デジタルホームの全面的な普及を目指す。

 福建省は通信インフラが整っており、4Mbps以上のブロードバンド利用者が占める比率が、全国一となっている。福建省は将来的に、「部・省・市街地」によるデジタルホーム拠点共同建設の枠組みの中で、省・市のデジタルホーム産業発展推進に関する政策措置を施行し、第12次五カ年計画期間に同産業の規模を2000億元(約3兆2000億円)に引き上げる計画。(編集YF)

 「人民網日本語版」2013年10月17日

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