中露の研究者、ステルスコーティング材料を共同開発

人民網日本語版 2019年03月26日14:28

ロシアのトムスク工科大学と中国の吉林大学の研究者が協力し、軍事装備品のカモフラージュ塗装に使用できる酸化鉄粉末材料を開発した。科技日報が伝えた。

酸化鉄粉は軍事設備のレーダーに対するカモフラージュ塗装などに使用できる電磁放射を吸収する材料で、高周波電磁波の干渉を回避することができる。

研究者は試作品のテストを行った。それによると、酸化鉄粉コーティングは700度の高温でも性能を維持した。

トムスク工科大学動力工学部電気工学科の助教イワン・サネンコフ氏は、「同技術はすでに実験室内での開発に成功しており、人々が納得する応用分野を示した。磁性材料及びその各分野の応用に従事する企業は、プロジェクトの成果に興味を抱くだろう」と述べた。(編集YF)

「人民網日本語版」2019年3月26日

  

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