四川省に伝わる古典劇の「川劇」を愛するパフォーマーたちが26日、四川省犍為県羅城古鎮へやって来て、地元民や観光客たちに素晴らしい民俗文化パフォーマンスを披露した。「凉庁」に並べられた客席では多くの地元民や観光客たちが、茶を飲みながら麻雀を楽しみ、舞台で披露される様々な素晴らしいパフォーマンスを鑑賞しては、その賑やかさを思う存分楽しんでいた。中国新聞網が伝えた。
羅城古鎮は遠くから見ると、まるで山頂に一艘の船が置かれているような地形のため、人々から「山頂の一艘の船」と呼ばれている。古鎮のメインストリートとなる凉庁街も通称「船形街」と呼ばれ、南北に貫くこの通りは、両端の道幅は狭い一方で、中央部分は幅広く、舞台が客席とは独立している「戯楼」がそびえ立ち、まるで帆のように見え、通りの端の一方に建てられている霊官廟はちょうど船室のように見える。通りの両側には木の扉と黒っぽい瓦葺きの住宅が立ち並ぶ。通りに面した軒はとても大きく張り出しており、「凉庁子」と呼ばれる珍しい長廊。これらは全て木造建築で、船の日よけ屋根のように見える。(編集TG)
「人民網日本語版」2019年3月27日