武漢大学旧図書館と周辺で咲き誇る桜をレゴで見事に再現した縮小版模型(写真著作権は東方ICが所有のため転載禁止)。 |
陽春の候である3月、湖北省の武漢大学キャンパスの桜は満開を迎え、中国国内各地から人々が花見に訪れている。それに伴い、武漢光谷にある商業施設に展示されている武漢大学旧図書館と周辺で咲き誇る桜をレゴで見事に再現した縮小版も注目を集めている。
武漢にあるレゴ公式ストア内には地元武漢で有名な建築物が展示されている。緑の瓦に黄の壁、ピンク色の桜が再現されたこの武漢大学旧図書館の模型は、長さ116センチ、幅77センチ、高さ60センチとなっており、旧図書館の前で人々が桜を鑑賞しているシーンを再現している。模型は、光谷レゴショップに展示されており、同店の従業員・王斐菲さんは、「武漢大学旧図書館と周辺の桜は、認証を受けたマスター・ビルダーが、3週間以上を費やして、約3万個のレゴブロックを使い、完成させた。ビルダーは、フィールド視察を行い、デザインを検討した上で、組立て作業を完成させていく。材料と人件費を換算すると総価値は20万元以上となる(1元は約16.6円)。だが、これを販売する予定はなく、2018年8月に完成してからこれまで、店内に陳列され、人々に見て楽しんでもらっている」と説明した。
レゴ公式ストアは武漢に4店舗あり、海外発祥の玩具にもかかわらず、各店舗に陳列された代表作はいずれも、地元武漢で有名な建築物となっており、レゴ公式楚河漢街店と壺方店には黄鶴楼が、国広店には楚天台と長江大橋が展示されている。こうした武漢ならではの建物を展示することは各店の販促のための重要なツールとなっている。(編集KM)
「人民網日本語版」2019年4月1日