髪をとかすことで血行を促進できるだけでなく、髪の毛の健康な成長を促すこともできる。しかし、その方法が間違っていた場合、髪がパサつき、絡まりやすくなったり、ツヤが無くなるなど逆に髪を傷めることになり、さらには抜け毛すら引き超す原因になりかねない。
ここでは櫛の正しい使い方について紹介していこう。
◆櫛の選び方
プラスチック製の櫛は使わないこと。静電気を起こしやすく、頭皮と髪に良くない刺激を生むからだ。櫛の歯の間隔が狭すぎる櫛は使わないこと。最も理想的なのは木製もしくは牛の角で作られた櫛だ。
◆梳かす順序
一般的に毛先から梳かし始め、少しずつ上に移動して梳いていくことで、不必要な抜け毛を防止できる。ショートカットの場合は毛の根本から毛先に向かって梳いていく。こうすれば快適なだけでなく、健康にとってもその効果がはっきり表れる。
◆梳かす力具合
力を入れすぎると頭皮を傷めることになる。頭皮に傷がある場合は手の指を使ってもよく、少しずつ力を加えていき、少しずつ梳かすようにしていく。
◆ショートカットでも梳かすことは大事
髪の長短に関わらず、髪を梳かすことは非常に大事。長期間、髪を梳かないと、頭皮や毛根が刺激されず、健康が損なわれ、抜け毛を引き起こすことにもなりかねない。
また、櫛は常に清潔に保つことが必要。石鹸水に10分間ほど浸し、それから使用済みの歯ブラシなどを使って、櫛の歯の間を洗浄し、最後に水で洗い流すとよい。(編集YF)
「人民網日本語版」2019年4月17日