中国、2025年にスマート税関を実現

人民網日本語版 2019年04月19日13:36

18日の全国税関科学技術大会への取材によると、中国税関は2021年にスマート税関をほぼ完成し、2025年にスマート税関を全面的に実現し、最重要分野で世界の税関における科学技術の発展をリードする。科技日報が伝えた。

税関総署の倪岳峰署長によると、新技術の急発展は科学技術による通関振興の条件を作った。税関は今後、科学技術革新、技術サポート、政策・メカニズムの進展を目指す。新技術の応用の推進に力を入れ、スマート化監督管理インフラの整備を推進する。

「技術によって法を執行し、データによってものを言う」。説明によると、税関は越境EC税関監督管理システムにより、越境ECにトレーサビリティを持たせ、行き先を明らかにし、リスクをコントロールし、責任を追及できるようにした。中国人は外出しなくても、世界から購入し、世界に販売できる。「ダブル11(11月11日のネット通販イベント)」に、税関が通関手続きを行った越境EC商品は2700万点以上に達し、ピーク時は1秒で1000点近くを通関させた。税関の貨物通関時間は昨年、半分以下に短縮された。

中国に入る貨物がまず通過する税関は、顔認証、「手の上の物流」、スマート港湾、スマートIoTなどの革新的応用により、企業の通関の効率を高め費用を削減し、スマート税関の新たな場を構築しようとしている。(編集YF)

「人民網日本語版」2019年4月19日

  

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