深セン市の駐車場不足は50%以上に達しているが、長期的な駐車のボトルネックをいかに解消すべきだろうか。政府・業界協会・企業が共同参画する「2019年深セン国際スマート駐車設備・技術博覧会」が5月4日に開幕し、スマート駐車の道を共に模索することことが分かった。深セン特区報が伝えた。
深センの自動車保有台数は320万台以上で、約1万297カ所の駐車場を設けている。駐車可能スペース数は約191万6000か所で、依然として大きく不足している。同博覧会の主催者である深セン市駐車技術企業業界協会の張毅事務局長は、駐車問題の解消について、「まず駐車産業は大きな市場であり、市場の前向きな発展を促す重要な原動力となるのは政府だ。また、企業が研究開発する新技術・新製品は、市場の発展の方向を直接定める。スマート駐車という大産業が生まれようとしている」と述べた。深セン市の有名地場メーカーを集める同博覧会は、スマート駐車設備、インターネット駐車プラットフォーム、立体駐車場、不動産業者、新エネ車充電スポット業界などのリーティングカンパニーが、駐車問題を解消するため「深センの知恵」を提供する。
深セン市はすでに「深セン市駐車施設建設特別計画(2018−20年)」を打ち出しており、駐車施設建設の「百千万プロジェクト」を開始している。2020年には「百」の公共駐車場プロジェクトを新設し、駐車施設の需要が存在する「千」の古い住宅地を改築し、「万」の路上駐車スペースを新設する。(編集YF)
「人民網日本語版」2019年3月26日