「無人経済」の新発展、無人スマート洗濯物ロッカーが登場

人民網日本語版 2019年03月22日08:15
「無人経済」の新発展、無人スマート洗濯物ロッカーが登場
衣類を袋に入れて無人スマート洗濯物ロッカーに預ける消費者。

「無人経済」に新たなメンバーが加わった。無人スマート洗濯物ロッカーが20日、広州市に登場した。中国新聞網が伝えた。

このロッカーの左側には大小さまざまなケースがあり、サイズの異なる衣類を預けることができる。中央にはスマート端末があり、QRコードをスキャンするか注文ナンバーを入力することで、キーを解除し開くことができる。その全過程にかかる時間は数分のみ。

広州天天洗衣有限公司の責任者によると、無人スマートロッカーは毎日少なくとも1回洗濯物を回収する。72時間後、クリーニングを終えた洗濯物がロッカー右側の服を掛けられるスペースに届けられる。

説明によると、洗濯物の収集・配送システムは無人化スマートロッカーの重要段階であり中核技術でもある。フロントの無人化、バックのデータ化という高効率サービス管理方法により、「セルフ収集――専用車両による配送――工場でのクリーニング――72時間内の返却」というオンライン・オフライン一体化高効率モデルが形成される。

天天洗衣によると、無人スマート洗濯物ロッカーは既存のクリーニング店のテナント料や人件費などの問題を解消し、かつ消費者に集約化された便利で効率的な高品質な生活をもたらしてくれる。同社は今後さらに広州市で約500台の無人スマート洗濯物ロッカーを設置する計画だという。(編集YF)

「人民網日本語版」2019年3月22日

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