中国中鉄建工集団が施工を請け負う北京豊台駅改築プロジェクトで新たに建設される駅舎の1番目の鉄鋼柱設置が21日、無事完了した。これにより、国内初の2階建て鉄道駅の主体工事となる鉄骨工事が正式にスタートした。経済日報が伝えた。
新豊台駅は、建築総面積39万8800平方メートル、地上4階・地下3階構造で、中央駅舎、西駅舎、東駅舎および一般鉄道用雨よけの4機能エリアで構成される。このうち上層階の停車場には北京と広東省広州を結ぶ京広高速鉄道や北京、香港、台北を結ぶ京港台高速鉄道などの高速鉄道の列車が乗り入れ、下層階の停車場には京広鉄道や北京と香港九龍を結ぶ京九鉄道、北京市豊台と河北省沙城を結ぶ豊沙鉄道などの一般路線の列車が乗り入れる。地下2階には地下鉄10号線、地下3階には地下鉄16号線が、それぞれ乗り入れる。新駅が完成し運用がスタートすると、新豊台駅は、高速鉄道と都市間鉄道、一般鉄道、市バス、地下鉄などが一体化した北京西エリアの大型総合交通中枢センターとなる。(編集KM)
「人民網日本語版」2019年4月23日