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中国国際航空が東京で中日就航45周年記念イベント開催

人民網日本語版 2019年08月26日16:30
中国国際航空が東京で中日就航45周年記念イベント開催
祝賀会で挨拶を述べる孔鉉佑中国駐日本国大使。

中日就航45周年を記念し、中国国際航空股フン有限公司(フンはにんべんに分、以下「国航」)が22日、東京で「中国国際航空 中日就航45周年記念式典」を開催した。孔鉉佑中国駐日大使、中航集団の曹建雄副総裁、福田康夫元首相、日本観光庁の田端浩長官、在日中国企業協会の王家馴会長及び各界の代表ら300人以上が今回の記念式典に出席した。人民網が伝えた。

今年は国航の中日就航45周年に当たる。1974年、中日両国は「中日航空運輸協定」を結び、同年9月29日に正式に就航し、ボーイング707旅客機B-2418便が北京-上海-東京間を初運航した。当時の王震国務院副総理は中国民航の就航代表団を率いて東京に到着。同日、日本航空のDC-8旅客機も東京-上海-北京間を運航し、これによって両国の航空路線就航の新たなページが正式に開かれた。

孔大使は挨拶の中で、まず国航の中日就航45周年に対する祝意を表し、「1972年に中日間の国交が正常化し、1974年に両国が『中日航空運輸協定』を結んだ後、両国間の就航が実現した。そして中国国際航空が創立されると、さらに中日友好の新たなページを開き、非常に重要な役割を果たしてきた。この45年間、両国間の関係も飛躍的に発展してきた。現在、日本は令和の時代を迎え、中国も新中国成立70周年を迎えようとしており、中日両国は同時に新たな時代へと入った。2020年には東京でのオリンピック開催を控え、双方は政府から民間までより頻繁な交流の一年を迎えようとしている。中国国際航空はこの期間にさらなる発展を遂げるだろう」と語った。

中航集団の曹建雄副総裁は、「中国国際航空は航空業者としてさらに努力し、両国の友好事業を発展させていかなければならない」と述べた。

1988年に国航が創立されて以来、両国間の航空路線の便数は増え続けてきた。国航日本地区本部の管轄下には東京、大阪、名古屋、福岡、仙台、広島、札幌、沖縄の計8ヶ所の営業部と、9ヶ所のターミナルカウンターがあり、中国8都市との間を結び、中日間で20路線を運航している。国航系列(国航、深セン航空、山東航空、澳門<マカオ>航空を含む)は中日間で計29路線を運航し、毎週540便を運航、年間輸送旅客数は延べ400万人近くに上り、輸送能力シェアは日本と中国大陸市場間を運航する各運送請負業者のうちトップとなっている。計画では、2020年から、国航系列の各運送請負業者の週運行便数は620便を突破する見通しとなっている。

日本の福田康夫元首相は、「中国国際航空は両国間の極めて膨大な数の各界の往来を支え、両国間で非常に重要な役割を果たしてきた。中国国際航空の事業がますます拡大し、より多くの中国人が日本を訪れ、両国の友好事業がさらなる高みへと進むことを願っている」と述べた。(編集AK)

「人民網日本語版」2019年8月26日

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