外交部、米副大統領の華為排除発言は「典型的な覇権主義」と非難

人民網日本語版 2019年09月07日12:44

米国のマイク・ペンス副大統領が、アイスランドを訪問した際、記者に対して「米国とアイスランド両国は、米国の5Gネットワーク建設に関する懸念を討議する」としたほか、「アイスランドをはじめとするすべての米国の同盟国に華為(ファーウェイ)のテクノロジーを排除するよう求める」と発言したことに対して、中国外交部(外務省)の耿爽報道官は6日の定例記者会見で、「中国企業と他の国の企業の正常なビジネス協力についてとやかく言うのは、典型的な覇権主義で、経済問題の政治化だ」と非難した。

耿報道官は、「ここしばらく、一部の米国指導者が中国企業と他の国の正常なビジネスについてとやかく言い、妨害を加えようとしている。それは典型的な覇権主義で、貿易問題の政治化だ。中国は断固として反対する」との姿勢を示した。

そして、「中国政府は、中国企業に対して、ビジネスルールと国際ルールに基づき、現地の法律を守ることを基礎にして、海外で投資、提携を展開するよう、常に促している。また、中国は、米国が国家の安全という概念を拡大解釈し、国家の力を乱用し、特定の中国企業を攻撃することに断固反対する。米国には、そのような間違ったやり方を止め、中国企業が正常に投資、経営できるよう、公平、公正で、非差別的な環境を作り出すことを求める」とした。(編集KN)

「人民網日本語版」2019年9月7日

  

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