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佐賀県と九州北部では現地時間28日、記録的な大雨に見舞われた。日本の気象庁によると、福岡、佐賀、長崎の3県では28日午前5時50分時点で「大雨特別警報」が発令されており、土砂災害や河川の氾濫などの危険性があるとしている。佐賀市にあるJR佐賀駅や佐賀県庁がある市の中心部でも、広い範囲で浸水が確認されている。
気象庁によると、現地時間の28日6時20分時点における長崎県平戸市の24時間あたりの雨量は434ミリ、佐賀市は385ミリ、佐賀県白石町は369.5ミリと観測史上最高を記録した。また、佐賀市では1時間に110ミリの雨が降り、佐賀県白石町では109.5ミリ、長崎市では92.5ミリに達した。
このうち、佐賀県武雄市ではすでに全市の約1万9千世帯、約4万9千人の住民に避難勧告を発令。福岡県朝倉市も全市の約2万1千世帯、約5万3千人の住民に避難指示を出している。また、福岡市教育委員会は市内にある市立の小中学校や特別支援学校221校に対し、28日は臨時休校とすることを決定している。(編集TG)
「人民網日本語版」2019年8月29日