「おばちゃん経済」は国民購買力の象徴

人民網日本語版 2019年09月19日10:54

2013年、あるショッピングモールの金製品アクセサリー売り場で買い物をする消費者(写真著作権は東方ICが所有のため転載禁止)。

中国の伝統的な家庭では、女性がしっかりと財布のひもを握っており、家庭内の物事を決め、実施する立場にある。「おばちゃん経済」の台頭は中国の経済レベルと国民購買力の向上を象徴するものとなった。

専門家は、「『おばちゃん経済』に対する世界的注目は、実際には中国経済の急成長と国民財産の急増に対する国際社会の注目と理解であり、一国の経済がある程度まで発展したあとに見られる合理的現象だ」と指摘する。

国家統計局が発表した報告書によると、2018年の中国の国内総生産(GDP)は1952年から175倍増加し、年平均で8.1%成長した。70年間で豊かになった人々は、財産の増加と生活の質をよりいっそう強く求めるようになっている。

報告書によると、中国の個人投資家における価値ある投資の理念は徐々に強化されている。2018年、価値ある投資タイプの投資家の比率は28.6%まで上昇した。

専門家は、「中国は経済発展モデル転換と高度化の正念場にあり、『おばちゃん経済』現象の出現は、消費主導の中国経済に新たな成長源をもたらすかもしれない」との見方を示している。

「おばちゃん経済」が示す各消費層の消費力のポテンシャル

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