外交部、日本人教授の拘束についてコメント

外交部（外務省）の華春瑩報道官は24日の定例記者会見で、日本の教授が中国で拘束された事について記者からの質問に答えた。

【記者】安倍晋三首相は昨日王岐山国家副主席に、日本の教授が中国で拘束された事の扱いについて支援を要請した。さらに詳しい状況を教えていただけるか。

【華報道官】王副主席が安倍首相と会談した際の状況を紹介できる。王副主席は習近平国家主席の特使として日本を友好訪問し、昨日安倍首相と会談した。

王副主席は「今年6月に習主席と安倍首相が新しい時代の要請にふさわしい中日関係の構築を推進することで一連の重要な共通認識にいたり、両国関係は新たな発展のチャンスを迎えている。双方は中日間の4つの基本文書の確立した諸原則を順守し、歴史や台湾地区などの問題を適切にしっかりと処理し、両国関係が平和・友好・協力という正しい軌道に沿って引き続き前向きに発展するよう確保する必要がある」と表明した。