甘粛省蘭州市城関区の暢家巷小学校のペーパークラフト工房には、紙を使って作られた美しく精巧な立体紙彫刻作品が並べられており、その作品のすばらしさに驚嘆させられる。生徒たちは粘土と紙を使い、器用な手つきでこれらを切る、彫る、折る、そして握るといった様々な加工を加えていき、まるで今にも動き出しそうなほどリアルな立体的な作品を作り上げていく。紙で作った立体彫刻作品は、中国に昔から伝わる紙彫刻をベースに新たな手法を加えたペーパークラフト。伝統的な紙彫刻作品の多くは二次元構造のものか、紙を何枚も重ね合わせて作られたものだが、同小学校では蘭州市の小学校で初めて3次元の手法で紙彫刻作品を作り上げており、強い視覚的効果を持っている。(編集TG)
「人民網日本語版」2019年11月19日