外国軍との合同訓練を深化し続ける中国空軍

人民網日本語版 2019年11月18日15:31

対抗モデルの赤赤対抗から赤青対抗への転換、合同訓練内容の空空対抗から空地システム攻防への転換……今年9月に実施された中国・パキスタン両空軍による合同訓練「雄鷹-Ⅷ」は数々の転換を実現した。2011年の合同訓練実施以来、「雄鷹」はすでに双方の実務協力・交流のブランド及び名刺となっている。空中対抗からシステム対抗への発展は、近年の中国空軍と世界各国空軍による実務交流・協力の1つの縮図だ。解放軍報が伝えた。

70年間の輝かしい歳月を歩んできた中国空軍は一連の合同演習、合同訓練、軍事交流活動において学び合い、参考にし合っている。絶えず実戦的訓練水準とシステム作戦能力を高め、さらに広大な空間において多様な軍事任務を遂行する能力を増強し、勝利する自信を磨いている。

中国空軍は2010年に初めて国外で外国の空軍と合同訓練を実施した。2015年には早期警戒機、戦闘機、戦闘爆撃機からなる戦闘群を中露海空合同軍事演習「海上連合-2015(Ⅱ)」に派遣した。2018年には合同訓練「鷹撃-2018」で、タイ空軍と初めて混成部隊による対抗訓練を行った。

合同演習・訓練は頻度が増え、規模が拡大し、実戦水準が高まってきている。合同訓練が年々「高度化」する背後にはっきりと見えるのは、実戦に即して訓練に力を入れ、戦術水準を高め続ける中国空軍の新たな航跡だ。(編集NA)

「人民網日本語版」2019年11月18日

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