外国籍の人が感染状況の情報を得やすくするにはどうすればよいか。北京CBDは重点企業のサービスプラットフォームを通じ、外資系企業に感染対策に関する通知を送り、中国語、英語、フランス語、ドイツ語、ロシア語、スペイン語、日本語、韓国語、アラビア語の9カ国語の宣伝ポスターを作り、CBD企業を通じて「北京CBDで働き生活する外国人のみなさんへの感染対策についてのお知らせ」を配布し、指定病院のリストなどの情報を外国人に届けるほか、外国人も北京市民向けサービスホットライン12345を利用してより多くの情報を得ることができると知らせている。
社員が安全に働けるようにするため、北京CBDは公共交通機関の旅客ピーク時の感染対策を強化し、サムスン電子などは社員向けに送迎バスの運行サービスを提供している。
社員の食事をどうするか。多くの企業は時間をずらして食事を取る、分かれた場所で食事を取るなどの対策を取り、大手外食産業企業と協力して配食サービスを提供したり各自でデリバリーを注文し自分で受け取るようにしたりしているところもある。周辺にオフィスビルが林立する北京華聯百貨有限公司(北京SKP)などは、入居する外食産業企業の大半が営業を再開し、近くのオフィスビルにデリバリーサービスを提供しているという。(編集KS)
「人民網日本語版」2020年2月13日