「上海の小籠包が、湖北省武漢の熱乾麺に出会い、一本の長江が2つの都市を結ぶ」と題したこの上海の小籠包と武漢の熱乾麺が「出会う」オリジナルイラストが、このところ新型コロナウイルスとの闘いの第一線に立つ医療従事者らの微信(WeChat)モーメンツで大きな話題となっている。中国新聞網が報じた。

(画像は鄒さんが提供)。
このかわいくて、見る人に力を与えてくれるイラストの作者は、上海市第一人民病院の湖北支援医療チームのメンバー・鄒さん。「湖北省に行く前の夜に、絵を描く道具をスーツケースに入れた。絵を通して、新型コロナウイルスとの闘いにおける感動の瞬間一つ一つを記録し、武漢で起こった物語を描きたかった」と話す。

(画像は鄒さんが提供)。
医療チームが武漢の仮設病院・雷神山医院に到着した夜に描いたのが、迷彩服を着てマスクを着用した看護師や医師の「出陣」前の集合写真だ。鄒さんは、「思いがけなく、その夜から、イラストをアップするたびに大きな反響を呼ぶようになった。毎晩、周りの人からアップを催促される」と笑顔で話す。

(画像は鄒さんが提供)。
「輪郭や色の変化などを通して、雷神山医院の病室のあらゆるシーンを生き生きと表現したい。そして、『戦友』たちに、気分転換したり、一息ついたりしてもらいたい」と話す鄒さん。
このように、緊張し、空気が張りつめた環境下での単調とすらいえる日々の業務も、鄒さんの手にかかれば、ポジティブな一幕になり、医療チームのメンバーたちの多忙な仕事場の空気を変えている。

気遣いし合うメンバーたちを描いたイラスト日記(画像は鄒さんが提供)。
そしてこうしたイラスト日記に毎回メッセージを添えているのは、同チームのメンバーである看護師の朱さんだ。1986年生まれの朱さんは、鄒さんの10歳年上で、「鄒さんのイラストを初めて見た時、感じ入るものがあった。仕事が終わってから、イラストにメッセージを添えるというのが、私のリラックスできる時間となっている」と話す。

「白衣の戦士」の戦いぶりを描くイラスト日記(画像は鄒さんが提供)。
それだけでなく、同チームが雷神山医院に来てからというもの、多くの医療従事者の白い防護服にかわいいイラストが描かれるようにもなっている。(編集KN)

画像は上海市第一人民病院が提供。
「人民網日本語版」2020年2月28日
杭州千島湖、さまざまな花が咲き誇り春満開 浙江省
宅配便配達員がボランティアで医療従事者向けサービス 湖北省…
営業再開のミルクティー店に長蛇の列 湖南省長沙市
元気いっぱい!双子の赤ちゃんパンダ ドイツ・ベルリン動物園
モノクロ本に迷い込んだ?サンクトペテルブルクの「白黒カフェ…
マスクをして春の日差しを楽しむ福州市民 福建省
鐘南山氏「4月末には感染をほぼ抑制されると信じている」
<企画>ウイルスとの闘いでは一般の人もヒーロー ボランテ…
「今後の模索の契機に」井村屋(北京)の時山営業部長
中国人美女が東京でマスクを無料配布 「武漢からの恩返し」