今月27日、四川省成都市にある四川大学華西病院の放射線科は、双方が5G(第5世代移動通信システム)を利用でき、インターネット速度が1GbEである環境において、甘孜藏(カンゼ・チベット)族自治州の新型コロナウイルス感染患者10人のCTスキャン遠隔サポートを行い、診断をサポートした。中国新聞網が報じた。
遠隔医療は、これまでのビデオ通話による数人の医師による診察から、実際の操作へとステージアップしている。放射線科の李真林副主任は、「5Gを活用して、CTを遠隔操作することで、その画像をリアルタイムで見て、患者の状況を知ることができる」と説明する。(編集KN)
「人民網日本語版」2020年2月28日