深夜運転し武漢へ6回！陝西省の若手トラック運転手、食事も睡眠もトラックで

新型コロナウイルス肺炎の予防・抑制が進められている現在の中国では最近、全国各地の医療従事者や支援物資を運ぶトラック運転手など、多くの勇敢な人々が避難の流れに「逆行」して感染が深刻な湖北省へ向かい、現地の人々を支援している。人民日報が報じた。

陝西省西安市周至県の趙涛さんは、90後（1990年代生まれ）のトラック運転手。新型コロナウイルスの感染拡大がなければ、例年通り、荷物を運び終わったら、実家に戻って春節（旧正月、今年は1月25日）を過ごしていたことだろう。しかし今年は1月27日から、趙さんは食事をとるのも睡眠をとるのもトラックの中ですませ、長さ9.6メートルの大型トラックを深夜に湖北省武漢市に向かって連続して6回も運転し、病院に必要な物資を送り届けた。（編集KN）

「人民網日本語版」2020年3月5日