武漢市の防疫処方を海外に提供
仝小林氏(撮影・顧聞)。
中央指導グループ専門家、国家中医薬管理局専門家グループのリーダー、中国中医科学院首席研究員、中国科学院院士の仝小林氏は、「ルクセンブルグやカナダなどの華僑の中医師から、今回の武漢市での防疫処方、特に予防面の中医薬処方を求められた。我々は武漢で用いた武漢防疫処方(1号処方)を彼らと共有した」と語った。
多くの国では、中医師が中医薬処方を手に入れたとしても、薬材が不足し、治療処方の薬材を揃えることができないため、こうした海外の国では中医薬処方で本当に新型コロナウイルス肺炎を治療するまでには至っておらず、双方がさらにコミュニケーションを取り、協力していく必要があるという。
黄◆琦氏(撮影・顧聞)。
国家中医薬管理局専門家グループのリーダー、中国中医科学院院長、中国工程院院士の黄◆琦氏は、「我々に連絡を取ってきた韓国の機関は、中国の中医薬による防疫経験を参考にすることを希望している。中国側としても、武漢の防疫において実効性の高かった中医薬や中国医学による治療経験を、より直接的かつスピーディーな方法で韓国の中医師に提供していく」とした。(編集AK)
「人民網日本語版」2020年3月18日