重慶市のある山の洞窟にはガソリンスタンドがあり、5月25日、市民が給油に訪れていた。重慶市渝中区李子壩近くにあるこのガソリンスタンドは、洞窟の中にあるため、給油するにはまず、「洞窟に進入」しなければならず、約10メートル離れた2つの洞窟はそれぞれガソリンスタンドの入口と出口になっている。重慶市には、大小さまざまな洞窟が分布しており、これらは、戦時中に住民が避難するための防空壕だったという。現地の多くの旧防空壕は、数年前から、ガソリンスタンドや酒蔵、グルメタウンなどとして開発・活用されている。中国新聞網が伝えた。（編集KM）
「人民網日本語版」2020年5月27日
