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山東省栄成市の港に移動式検疫ボックス設置 船員にPCR検査

人民網日本語版 2020年06月10日15:02
山東省栄成市の港に移動式検疫ボックス設置 船員にPCR検査
6月9日、山東省栄成市■弘重工埠頭で、船員の検温を行う税関職員(撮影・李信君)。

今月9日、山東省栄成市の■弘重工埠頭(■は品の口が金)で、税関当局が初めて、仮設の検疫ボックスを設置し、埠頭に着岸し、下船する船員の検温や疫学調査、PCR検査の検体採取などを実施した。新華網が報じた。

仮設の検疫所はワンボックス型で、車両で牽引して港の空きスペースに速やかに設置することができる。ボックス内は、汚染ゾーン、準汚染ゾーン、グリーンゾーンの3つに分かれ、排気を調節し室内を陰圧にできるシステムや感知式噴射消毒システム、紫外線・オゾン徹底消毒システムなどを備えているため、新型コロナウイルス感染流入を阻止する業務の第一線に立つ検疫職員が疫学調査や検体採取を安全に実施できる条件が整っている。(編集KN)

「人民網日本語版」2020年6月10日

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