女優の「マリリン・モンロー」に、香港映画の「チャイニーズ・オデッセイ」、コメディ番組の「Mr.ビーン」など、遼寧省瀋陽市瀋北新区にある大規模な3D田んぼアートに描かれた絵が、多くの観光客を惹きつけている。この「稲夢空間」プロジェクトは、7年前から発展を続けているアグリツーリズムで、田んぼアートを描き、約13.3平方キロメートル規模に及ぶ水稲栽培を行い、年間生産能力10万トン、年間延べ30万人の観光客誘致を実現している。同プロジェクトは200人以上の雇用を促し、生態栽培は農民に年間約500万元(約7700万円)の収入をもたらした上、農業に関わるアイデアを現実に変える「創客」たちが起業する夢を実現できるよう後押しをした。55歳になる遅さんは、「これまで果物が高値で売れることはなく、リンゴの値段は、一番最安値の場合は500グラムたった0.2元(約3円)ということすらあったが、今では「稲夢空間」創客プラットフォームで、500グラム10元(約150円)で売れるようになった」と話す。中国新聞網が伝えた。(編集KM)
「人民網日本語版」2020年7月16日