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浙江農林大学、竹製の合格通知書を独自に開発

人民網日本語版 2020年07月29日14:02

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浙江農林大学は27日、モウソウチクを原材料とした2020年版の「最もテクノロジー活用度の高い」合格通知書を発表した。この通知書はモウソウチクを原材料とし、同大が独自開発した竹薄切り技術によって製作・印刷されたものだ。「史上最もテクノロジー活用度の高い合格通知書」と呼ばれている。同大は今年さらなる技術のアップグレードに取り組み、「最もテクノロジー活用度の高い」合格通知書をより軽量で薄くし、より環境に優しくした。厚さは当初の0.76ミリから約0.33ミリに減り、一般的なA4紙3枚分の厚さだ。また材質がより柔らかく強靭になり、自由に折り曲げ、側圧をかけ、巻いても断裂することなく、紙のように丸めることができる。

竹薄切り技術は、竹材を原材料として竹の合板を作り、これを柔らかくしてから削って強化を施すといった工程を踏まえ、大判の薄切り竹材料を作るというもの。各方面で重大なイノベーションを行い、その成果は国際的な先進水準に達している。そして8件の国家特許を取得し、国家技術発明賞2等賞を受賞したこともある。(編集YF)

「人民網日本語版」2020年7月29日

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