現在、各地で水害防止・災害救助の取り組みが秩序よく進められている。各地では国民の生命・安全の確保が一番に置かれ、隠れたリスクのあぶり出し、救援活動、人々の避難などさまざまな取り組みが着実に行われている。中央テレビ網が伝えた。
安徽省の巣湖は水位が上昇し続けている。支流の南淝河では、沿岸と堤防の多くの場所が危険な状況にあり、現地では水害防止・災害救助先遣隊が30数チーム組織され、救援活動に当たっている。
同省池州市では、危険地帯に住む人々を速やかに一時避難場所に移した。現在、29の避難場所に1442人が避難している。
7月24日には、淮河上流の洪水で大量の水が引き続き洪沢湖に流れ込み、江蘇省は水害防止の責任をしっかり果たすため、淮河流域の水害防止対策の検査を全面的に進めている。同省■▲県(■は目へんに于、▲は目へんに台)県では、現地で水害防止・災害救助チーム65チームが組織され、3千人を超える隊員が24時間交替で見回りとモニタリングを進め、現地が安全に水害をやり過ごせるよう確保している。
江西省の湖口県では、多くの村の道路が洪水で遮断され、現地では村に駐在する医師300人あまりを組織して、毎日船で往診に出かけるようにし、被災した人々に医療サービスを提供している。(編集KS)
「人民網日本語版」2020年7月25日