レバノンの首都ベイルートの港湾地区で4日夕方に爆発が起きた。中国の第18次駐レバノン平和維持医療分隊は国連レバノン暫定軍(UNIFIL)司令部から知らせを受け、速やかに医療救援チームを組んでベイルートに派遣した。新華社が伝えた。
中国平和維持医療分隊によると、分隊は知らせを受けた後、外科、内科、熱傷科、麻酔科の医療要員9人からなる「ベイルート爆発」緊急対応医療分隊を結成。応急対応分隊は医薬品、消耗品、防護用品などの物資を携えてベイルートへ向かった。現時点ですでに要員、車両、物資は準備が整っている。
中国の第18次駐レバノン平和維持医療分隊は将兵30人で構成。現在はちょうど交代時期にあたり、うち15人が7月28日に帰国している。残る15人は今月18日に帰国の途に就く予定だ。第19次駐レバノン平和維持医療分隊の15人は7月28日にレバノン入りしたが、新型コロナウイルス感染対策のため現在隔離中だ。
ベイルートの港湾地区で現地時間4日午後6時10分頃に起きた激しい爆発で、5日朝までに100人以上が死亡し、4000人以上が負傷した。爆発の具体的原因は依然不明だが、レバノンの高官複数はベイルート港湾地区の倉庫内に2014年から硝酸アンモニウム約2700トンが保管されていたことに言及している。(編集NA)
「人民網日本語版」2020年8月6日
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