中国鉄建股フン有限公司(フンはにんべんに分)によると、中鉄二十二局集団が建設を請け負う、中国初の「スーパーコンデンサー+チタン酸リチウム電池」蓄エネ給電装置を採用した路面電車プロジェクト、広州市黄埔区路面電車1号線が26日に竣工した。新華社が伝えた。
中鉄二十二局集団の同プロジェクトの責任者である胡文涛氏によると、黄埔区路面電車1号線の総延長は約14.4キロメートル。同プロジェクトが採用する路面電車は全長37メートル、幅2.65メートル、高さ3.68メートル。100%低床路面電車路線で、乗客が乗り降りしやすい。
胡氏は、「この線路は全国で初めて「スーパーコンデンサー+チタン酸リチウム電池」ハイブリッド蓄エネ給電装置技術を採用している。車両は駅に到着し、乗客が乗り降りする間に自動的に充電を行い、30秒弱で車両のエネルギー消費・補給の動的なバランスを整える。同時に車両に内蔵されているチタン酸リチウム電池は緊急時に車両の給電を補い、車両運行の緊急対応能力を高めている」と述べた。(編集YF)
「人民網日本語版」2020年9月28日