「中国国際鉄道・都市鉄道交通大会2020(CIRC 2020)」が2日より、上海国際会議センターで始まった。中国中車集団有限公司が設計・製造する世界初のデジタルレールゴム車輪電車(DRT)が、大会の大きな見所になった。人民網が伝えた。
臨港地区の中規模公共交通網用車両として、国産デジタルレール電車には、多くの優位性がある。車両は電磁マーキングを中心とし、視覚・衛星ナビを補助とするデジタル化レールガイド方式を採用。リアルタイムで正確に車両の測位を行い、各車輪のルート上の走行・回転を制御できる。道路に磁石を埋め込んだように、車両は「磁力レール」に沿って走る。地上にレールを敷設する必要がなく、その他の車両の通行も妨げない。同車両の定員は302人で、最高時速は70キロ。(編集YF)
「人民網日本語版」2020年9月3日