国内各地からエントリーした186人のランナーが8日、西蔵(チベット)自治区雅魯藏布(ヤルンツァンポ)大峡谷に集結し、4年ぶり2度目の開催となる「第2回南迦巴瓦(ナムチャバルワ)高地マラソン」に挑んだ。晩秋から初冬にかけたこの時期、色とりどりな森林の先には雪に覆われた峰が連なり、ランナーたちは海抜2900メートルから3200メートルにある競技コースを駆け抜ける。コースのすぐそばには、最も深いところで約6千メートルもあるヤルンツァンポ大峡谷が広がり、前方には海抜7782メートルのナムチャバルワ峰がそびえ立ち、まるで童話の世界に入り込んでしまったかのような幻想的で壮観な風景を堪能できる。中国新聞網が報じた。(編集KM)
「人民網日本語版」2020年11月9日