中国国家衛生健康委員会や全国老齢工作委員会弁公室がこのほど発表した「高齢者にやさしいコミュニティづくりのモデル事業全国展開に関する通知」は、2025年までに、中国全土の都市部・農村部5000ヶ所で高齢者にやさしいコミュニティづくりを完成し、2035年末をめどに、中国全土の都市部・農村部のコミュニティが高齢者にやさしいコミュニティの基準をクリアできるよう取り組むとしている。新華社が報じた。
モデル事業として、中国全土の都市部・農村部で展開される高齢者にやさしいコミュニティづくりは、▽高齢者の居住環境を改善▽高齢者が普段便利に外出できるようにする▽高齢者サービスのクオリティを向上▽高齢者の社会参加拡大▽高齢者の精神文化・生活のバリエーションを増やす▽高齢者向けサービスのテクノロジー水準向上―――の6つの面から着手される。そして、高齢者にやさしいコミュニティづくりの事業スタイルと長期にわたって有効なメカニズムの構築を模索し、高齢者の獲得感、幸福感、安心感増強を確実に実現したい考えだ。
具体的には、住居の間取り、床、手すり、キッチン設備、トイレ・シャワールーム設備、緊急時コール設備など、高齢者に適した環境への改装、メンテナンス、配備をサポートするほか、コミュニティの道路、施設、休憩施設、情報化施設、サービス施設など高齢者の日常生活と密接な関係がある施設、場所のバリアフリー化を強化し、コミュニティが高齢者教育学習教室を設置したり、高齢者向けの大学、教育機関、社会組織などと連携して高齢者教育学習ポイントを設置したりして、スマート高齢者ケアを展開するよう奨励する。
第一陣として2021‐22年の間に都市部・農村部2000ヶ所で高齢者にやさしいコミュニティづくりを展開し、モデル事業として中国全土を牽引する計画だ。(編集KN)
「人民網日本語版」2020年12月15日
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