2020年が間もなく終わろうとしている。新型コロナウイルスが猛威を振るうなか、誰もが悲しみや喜びをともにした1年だったかもしれない。写真の女性は、日本の名古屋市でクリニックを営んでいる三輪田順子さん(12月11日撮影)。新型コロナウイルス感染拡大が始まると、定期的にクリニックを訪れていた患者の受診回数が減り、さらには来なくなってしまった人もいた。このような状況は、患者と良い関係を続けてきた三輪田さんにとって、大きな心配の種となった。彼女は、長い付き合いになる患者たちを懐かしく思うと同時に、自分の生活も味気なくなったと感じるあまり、一時は気分が憂鬱になって後ろ向きになり、仕事への情熱もなくなってしまった。だが、「新しい生活様式」に次第に順応するようになり、彼女は再び元気を取り戻した。三輪田さんは、ワクチンが開発されれば人々に希望がもたらされるに違いないと考えている。「昔なじみの患者さんたちと再会して、思い出話ができる日がもうすぐやって来ると信じている」と三輪田さんは語った。新華網が報じた。
日本・名古屋市でクリニックを経営する三輪田順子さん(撮影・杜瀟逸)。
「人民網日本語版」2020年12月31日