中国、製造強国発展指数で4位に

人民網日本語版 2020年12月26日11:07

中国工程院などの機関が25日に発表した「2020年中国製造強国発展指数報告」によると、2019年に中国は製造強国発展指数で4位になり、第3集団に入ったという。新華社が伝えた。

同院の鍾志華副院長は、「製造強国発展指数は、規模の発展、質と効率、構造の最適化、持続的発展の4項目の数値で構成され、1つの国の製造業の発展水準を総合的に反映するものだ。世界銀行や世界貿易機関(WTO)などの機関の最新のデータに基づき、中国工程院製造強国戦略研究課題チームが製造強国評価指標体系を利用して、9ヶ国の製造強国発展指数を算出した」と説明した。

同院の朱高峰院士は、「ここ数年、中国の製造強国発展指数は進歩して、先進国との差が縮まってきた。2012年から2019年にかけて、中国、米国、ドイツなど5ヶ国の指数は上昇傾向を示し、中国の上昇幅が最も大きく、数値は18.53ポイント上昇した」と述べた。

同報告によると、19年は中国、米国、ドイツ、日本など9ヶ国が製造強国発展指数ランキングに入り、順位と所属集団は18年と変わらなかった。米国は持続的に他国を上回ってトップに立ち、第1集団を形成し、総合的な優位性が突出していた。ドイツと日本は第2集団の位置をキープし、明らかな相対的な優位性を示した。第3集団には中国、韓国、フランス、英国が入り、中国がこの中でトップだった。(編集KS)

「人民網日本語版」2020年12月26日

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