今月28日から31日にかけて、寒波が西から東へ、北から南へと移動し、中国中東部のほとんどの地域に影響を与えそうだ。それに合わせて中央気象台は28日朝、今シーズンの冬に入り寒波の警報としては初となる最も深刻なレベルのオレンジ警報を発令した。同警報が発令されるのは4年ぶりのことだ。中国天気網が報じた。
気温が下がり、凍結した北京延慶区上流の官庁ダム。
今回の寒波には、移動のスピードが速く、気温が急激に下がり、強風が長時間続くなどの特徴があり、局地的に気温が16度下がるケースもありそうだ。風冷効果が強く、中東部のほとんどの地域で今シーズンの冬で最も寒い数日を迎えることになる。28日と29日は広範囲で雨や雪が降り、陝西省や河南省、山東省などの一部の地域でも大雪、豪雪となると予想されている。(編集KN)
「人民網日本語版」2020年12月28日