国家郵政局・郵政業安全監督管理情報システムのリアルタイム・モニタリングデータによると、2月7日、中国の今年の宅配便取扱量が100億個に達した。100億個達成に要したのは、わずか38日間だった。同じ数量に達するまでに、2019年は79日間、2020年は新型コロナウイルス感染症の影響で80日間を要した。100億個達成の記録が再び塗り替えられたことで、宅配業界の活況がはっきりと示されただけでなく、消費の促進と経済循環の円滑化におけるその重要な役割が浮き彫りになった。中国中央テレビが伝えた。
実家への贈り物には故郷を気にかけ、懐かしく思う気持ちが込められており、実家からの年越し用品には家族の思いと祈りが込められている。例年と異なり、各地で「今いるところで年越し」が提唱される中、オンラインの年始の挨拶や宅配が新たな年越しの在り方となっている。1月20日に「オンライン旧正月ショッピング祭り」が始まって以来、全国のオンライン小売額はすでに5100億元(1元は約16.3円)を超え、宅配便取扱量も前年同期比で平均30%以上伸びた。
郵政EMS、順豊、京東物流、中通、円通、申通、韻達、百世、徳邦、極兎といった物流企業は、春節(旧正月、今年は2月12日)の連休期間中も休業しないことを次々に発表している。(編集NA)
「人民網日本語版」2021年2月9日