上海初の「宅配便シニアエンジニア」になった金龍さん。
上海市郵政管理局はこのほど、宅配便大手の円通速逓のハイレベル技術者1人を宅配便エンジニアリングのハイレベル職種に推薦し、届け出を行った。審査は終了し、今は公示の段階に入っている。上海で始めて「宅配便シニアエンジニア」が誕生したことになる。光明日報が伝えた。
今回推薦されたのは今年43歳になるハイレベル技術者の金龍さん。韓国の忠北大学でコンピューターを学び、博士号をもつ人材だ。2016年9月から現在にかけて、「4イン1RFID(近距離無線通信を利用した自動認識技術)トンネル式ゲート設備」、「顔認証無人集貨ゲートシステム」などのプロジェクトを手がけた。こうした新技術、新設備は宅配便業界の効率を高め、コストを引き下げ、効果を上げる上で重要な意義をもつ。(編集KS)
「人民網日本語版」2021年1月9日