2020年杭州の婚姻届提出者数が3年ぶりに増加 結婚ビッグデータ

人民網日本語版 2021年01月20日13:53

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杭州市民政局は18日、同市の婚姻関係手続きに関する2020年度ビッグデータを発表した。統計データによると、2020年、同市で届け出られた結婚数は5万7692件(組)で、前年比1362件増(2.42%増)となった。杭州で結婚数が増加したのは2018年以来となった。中国新聞網が報じた。

〇婚姻登録に新たな便宜をもたらした「全省統一手続」制度

杭州市民政部門は、「2020年の結婚登録数は、2019年よりやや増加した。その主な原因として、浙江省では2020年10月13日より、婚姻登録における全省統一手続制度を実施したことが挙げられる。多くの新婚カップルが、利便性を考慮して、杭州市で婚姻登録をすることを選んだ」と説明する。

2020年は、新型コロナウイルス感染拡大が原因で、中国人と外国人の婚姻登録に一定の影響があった。2020年に杭州市全体で受理された外国人、香港地区・澳門(マカオ)地区・台湾地区住民、華僑(海外在住者)の結婚登録数はわずか142件、2019年(285件)比50%減少した。

〇平均結婚年齢はやや低下

杭州で結婚登録を行った国内住民のうち、男性の平均結婚年齢は31.4歳(2019年比0.2歳低下)、女性は29.6歳(同0.1歳低下)だった。初婚者の平均結婚年齢は、男性が28.3歳(同0.1歳上昇)、女性は26.8歳(同0.2歳上昇)。

年齢層別分布をみると、2019年とほぼ変わらず、「ピーク期」は引き続き20-29歳で、同年齢層の結婚登録者は6万8994人、全体の59.79%を占めた。30-39歳は3万2517人(全体の28.19%)だった。

年齢の差をみると、双方が1-4歳離れているカップルが最多を占め、相手の女性より年上の男性が2万5532人に達し、男性結婚登録者総数の44.26%を占めた。相手の男性が自分より1-4歳年下だった女性は1万827人、女性結婚登録者総数の18.8%だった。

〇離婚数は依然高止まり

2020年、杭州全市における離婚数は2万2699件(組)と、2019年(2万3172件)からの減少数は500件に満たなかった。

市民政部門は、「実際のところ、約2万2千という離婚数は、依然としてこれまでで最多のレベル」としている。統計データによると、離婚平均年齢は男性が40.3歳、女性が37.8歳。離婚にいたるまでの結婚期間は6-9年が最多で全体の23%、結婚期間10-15年が20%だった。(編集KM)

「人民網日本語版」2021年1月20日

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