中核集団核工業北京地質研究院が7日に明らかにしたところによると、同研究院のシニアエンジニアである王鳳崗氏らが発見・命名した自然界の新鉱物「Haitaite-(La)」が、国際鉱物学連合(IMA)の新鉱物・鉱物命名委員会(CNMNC)から多数の票を集め、正式に新鉱物として認定された。科技日報が伝えた。
Haitaite-(La)は中国の核地質システムが構築されてから70年近くにわたり発見された7種目の新ウラン鉱物であり、原生新ウラン鉱物の3種目でもある。発見されたのは四川省攀枝花市米易県海塔地区で、大粒の集合体の形態を呈している。中原生代の雲母片岩及び新原生代の混合花崗岩の接触エリア内で産出され、黒く、金属の光沢を帯び、高い放射性を持つ。このウラン鉱物は化学成分が複雑で、自然状態下で変化するため、研究の難易度が非常に高い。研究チームは詳細な物理性質鑑定、化学成分測定、結晶体構造試験などの体系的な鉱物学研究を行い、同鉱物の元素の族における位置づけに関する新たな見解を示した。これが自然界でまだ発見されていないチタン鉄鉱族の新鉱物であると認定した。
新鉱物の発見と研究は、地質学分野の重要な基礎的研究だ。新鉱物の発見は人類の未知の天然化合物の発見で、ゼロから1を生み出す独創的な科学研究成果だ。これは鉱物学の発展に対して重要な意義を持ち、さらに地質科学の発展や鉱産物資源の開発・利用に対しても重要な理論的意義と実際の価値を持つ可能性がある。
新鉱物の発見は、一国の鉱物学研究水準及び現代分析技術水準のソフトパワーとハードパワーを示す。全世界が2020年11月まで認定されている鉱物は5650種で、うち中国の科学者が発見したのは140種余り。その中でも中国のウラン地質システムが筆頭機関として発見したものは11種。
同研究は中国核工業地質局の地質調査資金プロジェクトから資金援助を受けた。核工業北京地質研究院が代表者となり、核工業二八〇研究所が参加している。(編集YF)
「人民網日本語版」2021年2月9日
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