複数の海洋ロボットが列をなして海上を航行している。これらのロボットはネットワーク通信で情報を共有しており、作業状況の持続的な変化に合わせ、すぐにその独特な隊形を変えていく。そして、海洋ロボットは観察、調整、意思決定、行動などの動作を一気に行い、最終的に協同探査・作業などの任務を完了した。これらの「脳」と「目」を持つロボットは完全に自律的に作業をすることができ、人による干渉を必要としない。科技日報が伝えた。
哈爾浜(ハルビン)工程大学が24日に明らかにしたところによると、同大の水中ロボット技術国家級重点実験室が主導する海洋ロボットグループスマート協同技術プロジェクト群は2月初め、海洋ロボットがチームとなって海上を航行する光景を公開した。同プロジェクトは海洋ロボットにチームワークを覚えさせるのに成功した。典型的な任務のスムーズなデモンストレーションにより順調に海上試験・検収に合格した。これは中国の海洋ロボットグループスマート協同技術が実質的な進展を遂げ、国際的な先進水準に達したことを示している。(編集YF)
「人民網日本語版」2021年2月26日