中国のロボット企業、極智嘉のピッキング安全システムがこのほど、国際的に権威ある認証機関のテュフ・ラインランドの安全試験・検証に合格し、ピッキング安全システムCE認証書を取得した。中国網が伝えた。
今回のCE認証は業界初のピッキング安全システム全体に対する認証で、ロボット本体の認証よりも応用シーンがより多様で、リスク分析がより複雑で、そして関わる標準がより多く、適合性の評価がより難しい。認証において、テュフ・ラインランドは安全専門家チームを認証に当たらせ、複数回の議論、評価、試験を行った。
ピッキング安全システムは全体的なソリューションで、ロボット、ロボット管制システム、ロボット安全防護システムなどが含まれる。ピッキング全体安全システムは設計当初より使用シーンのエリア分け、ロボット制御、管制システム、消防連動システムなど複数の面を総合的に考慮していた。ハード面では、物理的に人とロボットを完全に隔絶するとともに、マンマシンインタラクションに格子センサーなどの電気制御システムを追加し、最大限にマンマシンインタラクションの安全を保証している。ソフト面では、ロボットは安全管制システムの制御を受けながら、急停止、エリア減速、消防連動など複数の機能を実現し、最大限にマンマシンインタラクションがもたらす安全リスクを回避する。(編集YF)
「人民網日本語版」2020年12月29日