湖北省武漢市の武漢大学構内にある桜花大道は8日、観光客で賑わっていた。この日は武漢大学が一般の花見客にキャンパスを開放した初日。雨が降ったものの、花見客の出足が鈍ることはなかった。湖北日報が伝えた。

3月8日、雨の中、武漢大学で花見を楽しむ人々。
健康コードを提示し、手首を出して検温し、身分証をスキャンする。午前8時、花見客が秩序正しくキャンパスに入り始めた。
「花見のため毎年武漢大学を訪れるが、昨年は新型コロナ感染症で実現できなかった。今日はわざわざ休暇を取って来た」。記者は午後3時、桜花大道で武漢大学人民病院で医師をしている梁亮さんと偶然出会った。梁さんは今回、新疆から武漢に遊びに来た叔母の一家を連れて桜を見に来たという。
武漢大学が新型コロナ感染症と闘った医療従事者向けに花見のための専用ルートを開設してから3日間で、1700人余りの医療従事者が訪れている。13日と14日は医療従事者向けの特別公開となる予定。
8日は一般向け開放の初日で、予約した1万人の花見客を受け入れた。武漢大学は、毎日の予約に1万人の上限を設け、土日は1万5000人を受け入れる。希望者は3日前に予約が必要となっている。(編集YF)
「人民網日本語版」2021年3月9日
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