女性の不動産購入が年々増加、リビングルームと主寝室をより重視

人民網日本語版 2021年03月07日13:28

不動産情報サイトの58同城、安居客が5日に発表した「2021年女性不動産購入報告」によると、8割以上の調査対象女性が5年以内の住宅購入を計画しており、女性の住宅購入者は住宅を選ぶ際、主寝室とリビングルームにより注目している。中国新聞網が伝えた。

報告書によると、一線及び新一線都市の20歳以上の女性に対して行った調査の結果、これまでの年と比べ、女性の不動産購入意向は年々強くなっている。82%の女性が5年以内の不動産購入を計画しており、そのうち今年住宅購入を考えている女性は14%を占め、4割近くの女性が2年以内の住宅購入を考えていた。

「2021年女性不動産購入報告」より

住宅購入資金では、これまでの「両親が頭金を出し、子供が住宅ローンを返済する」という若者の住宅購入の通常パターンとは異なり、今は2割近くの女性が自己資金で住宅を購入しようとしており、半数の女性が「結婚相手と共同で住宅購入資金を出したい」とし、約3割の女性が「両親に資金の一部を援助してほしい」と回答した。

同時に、女性は住宅購入の際、単純な居住機能だけでは満足しなくなり、品質と居住の改善をより追求するようになった。

例えば、物件を選ぶ際、間取りや物件の質で選ぶという女性の割合が1位と2位を占め、価格、環境・地域、アクセス、デベロッパーのブランドで選ぶ割合も40%を超えた。物件内部の空間では、主寝室とリビングルームが女性の住宅購入者からより注目されており、その割合はいずれも70%以上だった。バスルームとキッチンで選ぶという女性の割合も50%を超えた。

「2021年女性不動産購入報告」より

このほか、時代の変遷にともない、90後(1990年代生まれ)の女性はより寛容な態度を示し始め、義理の両親との同居が新たな居住スタイルとなってきている。6割近くの90後の女性が結婚後に義理の両親と同居しても構わないとした。(編集AK)

「人民網日本語版」2021年3月7日 

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