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全国初のドローンによる血液輸送ルート開設 浙江省杭州

耐荷重は5キロ、耐風風速6級まで可能

人民網日本語版 2021年03月26日15:24

3月24日午前、浙江大学医学院附属第二医院(浙江大学二院)濱江地区にある専用駐機場にゆっくりと着地する、救急救命用血液を搭載したドローン(写真著作権はCFP視覚中国が所有のため転載禁止)。

全国初のドローンによる血液輸送ルートがこのほど、浙江省血液センターと浙江大学二院によって開設された。浙江大学二院救急外来科の張茂主任は、「このドローンは、耐荷重5キロとなっており、1回の輸送で成人の血液4千~5千ミリリットルを運ぶことができる。緊急輸血が必要となった時に、このドローンを使えば、浙江省血液センターから浙江大学二院濱江地区に血液を輸送するのにかかる時間はわずか5分だ」と紹介した。

医療用輸送ドローンは、定められたルートを自主的に飛行することが可能で、5Gネットワークによる精確なナビゲートを実現し、最大で6級の風速に耐え、雨の日や雪の日も正常に運航できる。血液を入れる特製コンテナは、常に一定の温度が保たれ、1時間あたりの温度変化は1度以内、血液の品質の安全を確保している。(編集KM)

「人民網日本語版」2021年3月26日

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