雨の日も雪の日もバスケットを楽しむ長春市の70代男性たち

人民網日本語版 2021年04月01日16:02

3月25日、吉林省長春市ではやや強い風が吹いていたものの、高齢の男性約20人はいつも通りバスケットコートに集まり、バスケットボールを楽しんでいた。劉樹文さん(76)もパス、ドリブルと軽快な動きを見せ、シュートを決めていた。中国新聞網が報じた。

バスケットを楽しむ高齢男性たち(撮影・譚偉旗)。

バスケが趣味のこの男性たちの平均年齢は70歳以上。劉さんは取材に対して、「退職後、ずっとバスケを続けている。今では『仕事』みたいなもんだよ。いつも一緒にするメンバーはたくさんいて、みんな近くの数ヶ所のコミュニティから来ている。バスケを通して知り合った仲間ばかり」と話してくれた。

劉さんによると、強風の日以外は、雨や雪が降っていても、みんないつも通り集合するという。そして、コートに雪が積もっている時は、みんなで雪を除去し、掃除してからバスケを始めるという。

メンバーの一人・孫方さんは、「今日はストリートボールで、他の若者たちと一緒に遊んでいる。バスケをすると、楽しい気分になるし、体調もかなり良くなった。バスケットコートはタイムマシーンのようで、若い頃に戻った気分になれる」と話した。

その日、高齢者と若者の「混合チーム」同士の試合は白熱した展開となり、高齢男性の目は鋭く、動きも機敏で、パスからシュートまで流れるような動きを披露。そのテクニックもメンタルも決して若者に劣っていなかった。(編集KN)

「人民網日本語版」2021年4月1日

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