故宮のチケットが10日前から予約販売、オンラインでも見学可能

夏休みに入り、故宮のチケットがなかなか予約できない状況となっている。故宮博物院は21日、「夏休み中やGWなどの観光シーズンの場合、事前にチケット販売サイトもしくは故宮博物院の微信（WeChat）サービスアカウントでチケットを実名予約する」よう呼びかけた。故宮のチケットは現在、訪問日の10日前の午後8時から予約を受け付けており、1日あたりの予約の上限は3万人。予約が定数に達した時点で販売終了となる。

オンラインで故宮を見学する機能もアップデートされる。実際に行かなくてもオンラインで紫禁城をフルパノラマで楽しめ、さらには未開放の宮殿内に足を踏み入れて建築と文化財の細部を観賞できる。「デジタル故宮」小程序（ミニプログラム）の「全景故宮」では、太和殿に足を踏み入れ、玉座に彫刻された竜まではっきり見ることができる。「V故宮」では「タイムスリップ」を実現。設計当初の水族館のような姿を再現した延禧宮内の霊沼軒など、往時の様子を再現後の建築を目にすることができる。（編集YF）

「人民網日本語版」2021年7月23日