22日午後10時26分、二十四節気の「大暑」を迎える。一年のうちで最も暑く、中国各地では厳しい暑さとなるため、暑さ対策に注意しなければいけない時期だ。
「大暑」は二十四節気で12番目の節気であるだけでなく、夏の最後の節気でもある。「小暑」と同じく、夏の暑さの程度を示す節気だ。「大暑」について、昔の人は、「大者、乃炎熱之極也」としており、つまり一年の中で、「上からは蒸され、下からは煮られる」ような蒸し暑さと、「湿気と暑さで蒸し蒸しする」天気がピークに達する時期と言える。
厳しい暑さと湿度、そして昼が長く、夜が短いため、体力が消耗しやすく、体調を崩して夏バテしやすい。そのため、屋外での活動をできるだけ減らすと同時に、室内を涼しくして、水分を十分補給し、仕事や学習と休息のバランスに注意しなければならない。また、1日3食のメニューには、リョクトウやトウガン、トマト、キュウリ、スイカ、ニンジン、ヤマイモ、ナツメ、ユリネ、ハスの実、キクの花、全粒穀物、ナッツなどといった、たんぱく質やビタミンB群、抗酸化物質などを豊富に含む食品を選ぶようにすると良い。(編集KN)
「人民網日本語版」2021年7月22日