甘粛省嘉峪関市の嘉峪関新城魏晋墓群には、魏晋古墓が千基以上あり、1972年から相前後して18基の発掘が行われている。そのうち9基の墓ではレンガに絵が描かれている。このレンガに描かれた絵は古代の実際の暮らしを題材とし、1コマ漫画のような「連環画」の形式で、当時の河西地区の暮らしや生産、軍事、文化などのリアルな情景を描き出しており、活き活きとした生活の息吹を感じさせてくれる。現在、6号墓のみが一般に開放されており、バラエティに富んだ壁画を見ることのできる代表的な古墓となっている。中国新聞網が伝えた。(編集TG)
「人民網日本語版」2021年7月21日