「掘削完了した水圧破砕水平井が100本を突破し、新たな生産能力が累計100万トンを突破し、水平井水圧破砕が100井を突破した」。ジュンガル盆地の10億トン級大型油田、新疆瑪湖油田の埋蔵量・生産量拡大が上半期、着実に推進された。6日現在の瑪湖油田全エリアの1日あたり原油生産量は最大6993トンに、年間生産量は計145万2100トンにのぼる。中国新聞網が伝えた。
中国石油新疆油田公司が9日に明らかにしたところによると、瑪湖油田全エリアは今年、273万トンの原油生産と176万トンの生産能力の増加を予定している。全エリアは年内に年間300万トンの原油生産能力を備える見通しだ。瑪湖油田の開発現場では上半期、「3つの100」が実現された。(1)掘削完了した水圧破砕水平井が100本を突破し、128本に達した。(2)新たな生産能力が累計100万トンを突破し、107万4600トンに達した。(3)水平井水圧破砕が100本の大台を突破した。上述した作業データは2020年より65日早めに達成された。瑪湖油田地区の大開発以降で最高の成績となった。
新疆北部に位置するジュンガル盆地は、油ガス資源調査の大きなポテンシャルを秘めている、中国石油の原油生産と埋蔵量拡大の重要な引き継ぎエリアだ。ジュンガル盆地の油ガス調査ペースは近年上がり続けており、瑪湖地区で10億トン以上の埋蔵量が確認された。瑪湖油田の調査・開発ペースを上げるため、中国石油集団公司は2018年6月にジュンガル盆地重点エリア調査開発建設現場指揮部を立ち上げた。参加した11機関の優位力を集め、プラン研究、技術の研究開発などに共に取り組んでいる。瑪湖油田が2017年に大規模開発に入ってから、新たに増加した生産能力が累計548万5000トンに達し、累計629万トンの原油が生産されている。(編集YF)
「人民網日本語版」2021年8月10日