有人宇宙船「神舟13号」に乗り中国の宇宙ステーションに入った宇宙飛行士の翟志剛氏、王亜平氏、葉光富氏は、初めて宇宙で半年にわたる長期滞在を行う。このように長く宇宙ステーションに滞在すれば、より多くの作業ストレスを受けるだけでなく、本来ならば一部の目立たない日常生活の動きもチャレンジとなる。例えば宇宙飛行士3人は宇宙で散髪、またはひげ剃りを必要とするだろうか。環球時報が伝えた。
国際宇宙航行連盟宇宙輸送委員会の楊宇光副会長は18日、「宇宙飛行士も宇宙で作業・生活する際に身だしなみを当然重視する必要がある。その中には散髪とひげ剃りも含まれる。しかし切った髪の毛は無重力環境によりあちこちを漂う可能性が高い。これが宇宙ステーションの機器内に入れば、設備の故障を引き起こすリスクがある。そのため宇宙飛行士には専門の散髪設備があり、真空掃除機の機能を結びつけ、散髪しながら切った髪を吸引して集めることで、あちこちを漂う問題を回避できる。一方で、男性宇宙飛行士のひげ剃りはよりシンプルだ。例えば海外の多くの宇宙飛行士は手動のひげ剃りに慣れており、先にクリームを塗ることで、ひげがクリームにつき、飛び散ることはない。電動ひげ剃りに慣れていればより便利で、ヒゲを収納する機能がついているから」と述べた。
宇宙で髪の破片を集める「最後の防御線」がある。宇宙ステーションの環境制御・生命維持システムは絶えず換気ダクトを使い空気を循環させる。ダクトにはフィルターがついており、無重力環境を漂う髪の毛やクッキーの食べ滓などをキャッチしてくれるため、定期的にフィルターを掃除するだけで良い。(編集YF)
「人民網日本語版」2021年10月19日
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