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「イオン杯」第14回多言語全国通訳コンテストの決勝が北京で開催 

人民網日本語版 2021年10月26日09:44
「イオン杯」第14回多言語全国通訳コンテストの決勝が北京で開催 
北京第二外国語学院の程維副学長(撮影・許文金)。

「イオン杯」第14回多言語全国通訳コンテストの決勝が10月23日、北京第二外国語学院で開催された。最終的に、西安交通大学の于暁嬌さんが、日本語・同時通訳の一等賞を、北京外国語大学の劉慧妍さんが、日本語・逐次通訳の一等賞を受賞した。人民網が報じた。

新型コロナウイルス対策を講じるために、今年の通訳コンテストもオンラインとオフラインを組み合わせた形式で実施。中国各地の学生がオンラインで通訳の能力を競い合った。そして、審査委員たちはオフラインの会場に集い、学生たちの素晴らしいパフォーマンスに対して、巧みな表現を用いて審査と評価をおこなった。

日本語部門は逐次通訳と同時通訳に分かれて、日中通訳、中日通訳の予選、準決勝、決勝が行われた。出題内容は、時事政治から経済、テクノロジー、社会など多分野にわたり、職業的素養やスキルの活用、情報伝達といった多方面における総合的なレベルを競い合った。

コンテストでは熾烈な競争が繰り広げられ、決勝進出者の得点は僅差で、2人が同点だったため、投票で最終順位を決定する場面もあった。こうした激戦を制して、最終的に、西安交通大学の于暁嬌さんが、日本語・同時通訳の一等賞を、北京外国語大学の劉慧妍さんが、日本語・逐次通訳の一等賞を手にした。

北京第二外国語学院日本語学院の楊玲院長によると、2008年から始まった同コンテストは毎年、同大で開かれており、中国国内外の大学の大学生や大学院生が出場しているという。10年以上にわたり、学生たちに自身の能力をアピールし、総合的なスキルを磨く機会を提供してきたほか、通訳関係の教育に携わる教師や通訳に興味を持つ学生たちが、コンテストを通して、学習や交流を展開し、啓発を得る機会にもなっている。

今回のコンテストは、中国翻訳協会と北京第二外国語学院が共同で主催し、北京第二外国語学院欧州学院が共催。日本語、フランス語、ロシア語、ドイツ語、朝鮮(韓国)語、スペイン語、アラブ語の7ヶ国語の部門が設置された。半年にわたる選抜を経て、中国国内外の大学92校の学生194人の中から115人が準決勝と決勝に参加した。

受賞者リスト:

日本語同時通訳

一等賞:

于暁嬌(西安交通大学)

二等賞:

葉煒文(上海外国語大学)

李暁蕾(北京第二外国語学院)

三等賞:

劉宸瑋(北京外国語大学)

謝曦(広東外語外貿大学)

艾薇(中国社会科学院大学)

優秀賞:

計宇婷(湖南大学)

王婷婷(大連外国語大学)

張暁伋(四川外国語大学)

周文穎(天津外国語大学)

朱柏穎(北京語言大学) 

日本語逐次通訳

一等賞:

劉慧妍(北京外国語大学)

二等賞:

張雪(広東外語外貿大学)

潘暁琦(復旦大学)

三等賞:

孫芸寧(北京第二外国語学院)

賈仕琪(西安交通大学)

王貫宇(北京語言大学)

優秀賞

冀嘉璇(天津外国語大学)

杜倩(四川外国語大学)

宗奕萱(大連外国語大学)

郭凡辰(上海外国語大学)

彭潔(湖南大学)

曲芸(対外経済貿易大学)

唐麗燕(西安外国語大学)

劉匯椿(吉林外国語大学)

「人民網日本語版」2021年10月26日

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